音声放送、双方向インターコム、周囲音収集(モニタリング)などの用途に関係なく、SIP2703V ネットワーク オーディオ モジュールは、非常に少ない周辺機器で使用できます。たとえば、IP ネットワーク スピーカーとしてアクティブ スピーカーに統合したり、ネットワーク定電圧パワー アンプとして従来の定電圧パワー アンプに統合したりできます。産業用ロボットに統合して、再生、インターホン、その他の機能を追加することもできます。
ネットワーク オーディオ機器は、ネットワークからオーディオ ストリームを受け取り、デコード後に出力するためにアナログ オーディオ信号に変換できます。以下の図は、標準的な再生アプリケーション シナリオです。
SIP2703Vネットワークオーディオモジュールは再生端末として使用され、電源と外部パワーアンプを追加するだけで済みます。単体で使用することも、他のオーディオ機器(パワーアンプやアクティブスピーカーなど)に組み込んでネットワークオーディオ再生端末としても使用できます。
放送ホストは、当社の放送システム制御ソフトウェア、放送機器、 ネットワークマイク、など、またはユーザーが当社の DLL ダイナミック ライブラリに基づいて独自の放送ソフトウェアを開発することもできます。再生ソフトウェア、再生開発キットともに当社プライベートプロトコルを使用しており、当社機器モジュールの再生のみをサポートしています。ネットワークオーディオモジュールは、再生端末として独自プロトコルによる再生制御を行っており、LANまたはVPNイントラネット内でのみ使用可能です。実際、顧客は LAN やインターネットで使用できる SIP プロトコルの再生ソフトウェアを独自に開発することもできます。