IP (インターネット プロトコル) スピーカーと SIP (セッション開始プロトコル) スピーカーはどちらもネットワーク オーディオ デバイスの一種ですが、異なる目的を果たし、異なるテクノロジを使用して動作します。
IPスピーカー
アン IPスピーカー は、インターネット プロトコルを使用してネットワーク上でオーディオ データを送信する、ネットワーク接続されたスピーカーです。
これは、標準のネットワーク プロトコルを使用してオーディオ信号が送信される IP ベースのオーディオ システムの一部として使用できます。
IP スピーカーはさまざまなオーディオ コーデックを使用することが多く、建物や施設内の広範なオーディオ配信システムの一部として使用できます。
これらのスピーカーは SIP をサポートしている場合とサポートしていない場合があり、その機能は音声通信に限定されません。
SIPスピーカー
SIP スピーカーは、ビデオ、音声、メッセージング、その他の通信アプリケーションやサービスを含むリアルタイム セッションの開始、維持、変更、終了に使用されるシグナリング プロトコルであるセッション開始プロトコルで動作するように特別に設計されています。
SIP は一般的に Voice over IP (VoIP) システムで使用され、SIP スピーカーは VoIP 電話システムまたはインターコム システムの一部として使用されることがよくあります。
SIP スピーカーは通常、双方向通信に使用されるため、音声ページング、インターコム システム、緊急アナウンス システムなどのアプリケーションに適しています。
要約すると、IP スピーカーと SIP スピーカーはどちらもネットワーク接続を利用しますが、IP スピーカーの方が幅広いアプリケーションを備えており、SIP をサポートしている場合とサポートしていない場合があります。一方、SIP スピーカーは、多くの場合 VoIP システム内で音声通信を目的として SIP と連携して動作するように特別に設計されています。どちらを選択するかは、実装している音声通信システムの特定の要件によって異なります。
